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あなたは申請しますか?長期優良住宅の自分なりの結論

      2016/02/16

一条工務店で建てる家は長期優良住宅の基準を満たしています。長期優良住宅の申請には賛否あります。一条工務店の営業さんの中には申請を進めないという方もいらっしゃるようです。わが家はというと見積もりに最初から含まれていたので申請するのが当たり前だと思って検討しませんでした。

賛否の声を聞いて、本当に長期優良住宅の申請は必要なのか考えてみました。この記事を読んで、あなたならどういう結論を出しますでしょうか?

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長期優良住宅のメリット

長期優良住宅を申請すると、私たちにどんな良いことがあるのか?

ここが一番知りたいことですよね。

調べて見たところ、私たちにとってメリットと思われることが5つありました。

1.住宅ローンの控除額拡大

最初に思いつくのが住宅ローン控除です。入居時期が平成26年4月1日~平成31年6月30日の場合、10年間で最大400万のところ、長期優良住宅なら最大500万になります。詳細は下表をご覧ください。

住宅の種別 一般の住宅 長期優良住宅
控除対象借入限度額 4000万円 5000万円
控除期間 10年間 10年間
控除率 1.0% 1.0%
最大控除額(年間控除額) 400万円(40万円) 500万円(50万円)
住民税からの控除上限額 13.65万円 13.65万円

一見、100万も違うのかっ!と驚いてしまいますが、誰もが控除上限額の恩恵を受けられるわけではありません。

ざっくり説明すると、年間所得税が50万以上で、住宅ローン残高が10年後にも4000万以上あれば長期優良住宅としてメリットがあります。

でも、これって恩恵を受けられる人は限られてると思います…。長期優良住宅でなくても十分な控除額ではないでしょうか。

固定資産税の軽減期間延長

これは本当にありがたい制度です。通常は新築から3年間 1/2のところ、長期優良住宅なら5年間 1/2となります。

住宅の種別 一般の住宅 長期優良住宅
税額 1/2 1/2
軽減期間 3年間 5年間

一条ブログを見回したところ、i-Smartの場合、延べ床面積が35坪のの課税評価額は、1500〜1600万円程になるようです。

課税評価額を仮に1500万円で固定資産税を求めてみると、

税額=課税標準 × 1.4%
1500万円 × 1.4%=21万円

になります。軽減期間中は 1/2になるので、固定資産税は10.5万円です。

長期優良住宅は一般住宅より軽減期間が2年間長いので、評価額の見直しはおいといて、ざっくり計算すると21万円の差になります。これは、なかなか大きな金額です。

不動産取得税の控除

不動産を取得したときに一度だけ課税される税金です。課税評価額から算出します。一般住宅では、1200万円の控除ですが、長期優良住宅の場合、1300万円控除されます。

一般の住宅 長期優良住宅
税率 3% 3%
課税標準からの控除額 1200万円 1300万円

課税評価額を1500万円として、一般住宅と長期優良住宅とを比較すると

一般住宅の場合、

1500万円 − 1200万円 × 3% = 9万円

一方、長期優良住宅の場合、

1500万円 − 1300万円 × 3% = 6万円

3万円の違いとなります。決して小さい金額ではありません。

補足ですが、固定資産税の計算に使う課税評価額は、翌年1月1日時点の金額です。不動産取得税で使う評価額は初年度の金額になるので、厳密に言うと不動産取得税の計算の時の評価額のほうが高くなります。今回は計算のしやすさを優先して同じにしました。

登録免許税の軽減

何やら難しそうな名前の税金ですが、登記に必要なお金です。こちらは若干ですが、優遇措置があります。

一般住宅の場合、課税評価額の0.15%ですが、長期優良住宅の場合では、0.1%になります。

課税評価額を1500万円で計算すると、7500円の差になります。

フラット35S

ご存知かと思いますが、長期固定の住宅ローンです。

今のフラット35Sは、当初10年間は金利が0.3%減となっています。

長期優良住宅のデメリット

金銭的なメリットが多いですが、デメリットも存在します。

申請に費用がかかる

長期優良住宅の申請には費用がかかります。決して安くはない金額です。

わが家の場合、長期優良住宅の申請費用は15万円程でした。

一条工務店の見積もりには37万円と記載があるのですが、その中には建築確認申請費用が含まれています。長期優良住宅の申請分だけ抜き出すと15万円程度になります。
はるさんからの指摘で判明しました。ありがとうございました。

大きな金額なので営業さんに確認したところ、申請費用としては2万円もしないそうです。しかし、長期優良住宅の申請に必要な書類の作成に費用がかかるとのことでした。

いわゆる手間賃ですね。他のハウスメーカーや工務店の金額は知らないので、この金額が妥当なのかは判断がつきません。

住宅履歴の管理責任

長期優良住宅の場合、施主が住宅履歴情報を管理する責任が発生します。住宅履歴情報とは、住宅の設計/施工/維持管理/権利及び資産等に関する情報のことです。

ただ保管しておくだけではなく、長期優良住宅の基準を維持するために計画的にメンテナンスが必要になります。

守れない場合は、免許の取り消しや罰金が発生します。

また、メンテナンスには、当たり前ですが費用が発生します。

住宅履歴情報の管理を代理でやってくれるサービスもあるくらいですので、面倒であることに間違いありません。

長期優良住宅を申請するか?

メリットやデメリットを考えて長期優良住宅を申請すべきか?

結論を言ってしまうと、長期優良住宅は申請して良かったと思っています。

わが家は35年という長期の住宅ローンを組んでいます。そこまでしてもマイホームが欲しかったのです。そこまでして手に入れた空間だからこそ、いつまでも快適に過ごせる家族団らんの場であって欲しいと切に願っています。

そのためには、人間の体と同じで、悪くなったから修理するのではなく、定期的に点検を行い大きな故障になる前に、悪い箇所を発見・修理することが必要だと考えます。

住宅履歴情報の維持管理に必要なメンテナンス計画はプロが作成してくれます。すなわちお医者さんの健康プログラムとも言えます。決して素人に作れるものではありません。

しかし、長期優良住宅の申請には大きな費用がかかることは事実です。幸いにも長期優良住宅には金銭的なメリットが多数あるので、申請費用はカバーできます

罰則があるので身構えてしまいますが、定期的にメンテナンスすることで、大きな故障の早期発見に繋がるので、結果として費用は抑えられるはずです。わが家の場合、罰則をちらつかされてるくらいが、刺激になって丁度良さそうです(^◇^;)

おわりに

わが家は長期優良住宅の申請するという結論を出しました。でも、その答えは絶対ではなく置かれている状況で変わってくると思います。

この記事は、長期優良住宅を検討するにあたって、皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

ではでは。

参考サイト