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一条工務店との設計打ち合わせで感じた7つの不満点とその対策

      2016/09/20

ブログを読んでいると、一条工務店の設計打ち合わせに「やきもき」「いらいら」させられている人の記事をみけることがあります。私もそのひとりでした。

「思い描いていた打ち合わせ」と「現実の打ち合わせ」に大きな差を感じました。

わが家が求めすぎなのかも知れませんが、打ち合わせで感じた不満点と、その対策にを記事にします。「こんなこともあるんだ」程度の軽い気持ちでお読みください。

ちなみに3年前時点の話ですので、今は改善している部分があるかもしれません。その辺りはご了承くださいますようお願いします。

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1.提案してくれない…

「提案してくれない」というのが一番大きいです。施主のやりたいことに対して、実現可否の判断がメインのお仕事のように思えました。

  • 「これは無理ですね」
  • 「これも厳しいですね」
  • 「これはできませんね」

うーん…「こうしたらどうですか?」「これならできますよ」といった提案とセットで対応して欲しかったです。

初めて一条工務店に訪問したときに、営業さんから新居に対する希望を、一時間かけてヒアリングされました。しかし、その要望が考慮された間取りは、一度も提出されませんでした。

提出された設計図も過去のお客さんの設計を元にカスタマイズした設計なので、オンリーワンの設計ではないんですよね。建て売りではないので、もう少し手間暇をかけてもらいたかったです。

わが家はどうしたか?

設計さんに提案を期待するのは止めました。間取りの本を買いあさって、自分たちで研究しました。

設計士は提案する人ではなく、ただ単に一条ルールを判定してくれる人という位置づけにしました。割り切ってしまえば、腹も立ちませんでした。

そもそも、一条工務店でオンリーワンは難しいのかも知れません。

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2.指摘した内容が反映されない

打ち合わせの席で、こちらの要望を出して変更依頼しても、次回の打ち合わせの設計図に反映されていない状態が毎回続きました。

あまりのミスの多さに、私たちの指摘は伝言ゲームで設計さんからフィリピンへ投げるだけではなかろうか…?とも真剣に疑っていました。なぜそう思ったかというと…

パース図の外構の雰囲気が毎回変わってました。それはそれで打ち合わせの楽しみの一つだったのですが、一度だけ和の雰囲気になったときがあって、さすがに「それはないでしょ」と設計さんに突っ込んだら、「フィリピンでやっているから僕じゃないですよ」というニュアンスの返事があったからです。

打ち合わせのときの設計作業は、8割方フィリピンでやっていると考えると、提案の少なさも納得できます。なんてね。笑。

わが家はどうしたか?

根気強く指摘するしかありません。伝言ゲームの要素を減らすために、指摘一覧まとめておいて、毎回、設計士さんに提出していました。それで修正漏れが減ったかというと微妙でした。

設計書の指摘内容が反映されない体験談をちらほらブログで見かけます。
この問題は、一条工務店という会社の風土、仕組みに根深い問題があるのかなと思っています。

そうなると施主側が細かすぎるくらいチェックするといった、自己防衛するしかないのが現状です。

引き渡しも同様でチェックが重要です。

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3.耐力壁がきれいに収まる努力が欲しい

わが家には大きな吹き抜けがあります。当初はリビングとダイニングの間に半畳の体力壁が必要とのことで、設計図にも壁がありました。設計図上でも邪魔に感じていたので、そのまま施工されていたらと思うとぞっとします。

設計士さんは仕方が無いと諦めムード。当事者の私たちは、耐力壁のルールを教えてもらって必死に回避策を探しました。その結果、2階の間取りを工夫することで回避できることが分かったのです。しかし、私たちが諦めていたら…

正直、最後まで諦めない姿勢が見たかったです。

わが家はどうしたか?

私たちは諦めずにさまざまな回避策を考えました。

30分ほど、あーでもない、こーでもないと考えたところ、「これならいける!」という案を発見しました。その場で決着が付けたかったので、設計士さんには打ち合わせの席にPCを持ち込んでもらって、その場で耐力壁の計算をしてもらいました。

施主側に完成日リミットがないのなら、納得ができるまで諦めてはいけないと思います。一条工務店側は打ち合わせを早く終わらせたくて仕方ないですから…

スラムダンクの安西先生ではありませんが、諦めたらその場で終わりです。

設計図を見るときに欠かせないアイテムがあります。お持ちですか?

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4.タレ壁の高さは事前に教えてほしい

わが家にはタレ壁があります。一条工務店のi-Smartのような2×6工法(2×4)では避けては通れない問題です。

タレ壁の高さを事前に計算してもらったという記事を見かけた記憶があるのですが、わが家の場合、タレ壁の高さ計算については再三交渉したのですが、着手承諾後に完成する詳細な設計書でしか分からないの一点張りでした。

わが家はどうしたか?

この件については今でも納得していないです。2階部分のタレ壁の高さは、実際の仕上がりは、何度もお願いして推測で教えてもらっていた高さに対して、悪い方向に大きな誤差がでました。

タレ壁の高さは、間取りを決める上で重要な要素だと思っています。その部分が決まらない状態で着手承諾を迫る…、今考えれば異常な状態です。当時は、太陽光発電の42円売電に間に合わなくなる、上棟が遅くなるなどといった話を刷り込まれ、見切り発車な状態で着手承諾してしまったのだと、少し後悔があります。

タレ壁の高さが気になっているなら、費用がかかっても構造計算を先にしてもらった方が、後から失敗した…なんてことは避けられます。

一条工務店に限った話ではないと思うのですが、間取りの計算ってあまりしてくれていないようです。次項で挙げるのですが、済む人の気持ちが考慮されていないのです。

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5.住む人の気持ちを考えてほしい

わが家は土地探しで苦労しました。やっと見つけた土地です。田舎にしては小さな敷地ですが、日当たりの良い南庭が救いでした。

しかし、設計図を見てみると唯一のセールスポイントをつぶしたいのか、床暖房の巨大な室外機を南庭に設置する内容でした。そんなものが庭に設置されていたら、落ち着いて子どもと遊べませんし、道路からも丸見えでみっともないです。

このとき確信しました。住む人の気持ちって考えてないんだと…。また近隣の状況もまったく考慮されていない。まさしく机上の世界で、無機質な設計だと。

耐力壁、タレ壁の話もそうなのですが、その家に実際に自分が住むという思いが、設計士さんから感じられたらとうれしいです。

住む人の気持ちを考えた設計を第一に心がけてほしいです。

わが家はどうしたか?

南庭にウッドデッキを設置しようと検討したときに、室外機の存在に気が付きました。はっきり言って偶然です。汗。

間取りの設計は室内ばかりに集中してしまいますが、外から想像する作業はとても大事だと思いました。室外機だけでなく立水栓の位置、下水のふたの位置、雨水桶の位置などもそうです。

この件も設計士さんは指摘してくれません。どこかで他人の家という気持ちがあるのだと思います。設計書の不備の指摘と同様に、自分たちでチェックする必要があります。

今となって思えば、両親でも知人でもいいので、ニュートラルな立場の第三者視点で確認してもらえば良かった思うところがあります。

でも、「他人にチェックされたくない」という方は、とにかく新居に住んでいる生活をイメージして異変に気付くのが大切です。

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6.実際に住んだことがないでしょ?

打ち合わせ当時から感じていたことです。一条工務店の営業さん、設計士さんは、転勤族の方が多いようで、皆さん、賃貸住宅に住んでいました。

一条工務店の家には住んだことがないので、結露事情、音の響き、照明の設置数、夏の冷房具合など、住み心地の知識が少ないです。

  • 「結露はほとんどしない」
  • 「防音対策ために1階と2階の間にグラスウールはいらない」
  • 「吹き抜けの照明もダウンライトで十分」

住んでから「聞いてたほどじゃない」と思ったことが出てきました。結露は想像をはるかに超えてましたよ…

わが家はどうした?

わが家は、ここまで話した通りで、営業さん、設計士さんの話を信じ込んでいました。住み心地に関する部分は、実際に住んでいる方のブログから感じ取るしかありません。気になる部分はブログ主さんに問い合わせてみるのも、良い方法です。

専門家から話を聞くのが良いのは確かですが、彼らは時として机上の空論を語ります。逆に、私を含めて素人は主観でモノを書くことが多いです。住み心地に関しては、主観を複数集めて肌で感じるのが一番だと思います。

わが家はペアサッシですが、トリプルにしても結露するようです。

じぇじぇじぇ!結露発生中!!
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POPOLOGです。2013年も残すところわずかなので、流行語を頑張って使ってみました。 さて、今回は結露の話です。我が家では、結露が普通に発生しています。皆さんの家のは結露はど

7.着手承諾に入るタイミングとその後の対応

一条工務店の設計期間は2カ月間です。

電気図面がある程度仕上がってきた頃、設計士さんから「そろそろ最初から見直しましょうか」という言葉とともに、着手承諾までのカウントダウンが始まりました。
この話は、以前記事にしたとこがあります。

着手承諾は突然に!設計担当からの合図に反応するべし
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着手承諾は突然やってきます。いや語弊がありますね、突然やってくるように感じます。今思えば設計担当さんのある言葉から一気に着手承諾へ事が進み始めました。その言葉とは・・・

「最初から見直し」が終わると、次回打ち合わせの予定は聞かれなくなり、気になるところがあれば連絡する状態になります。事実上の設計打ち合わせの終了です。

わが家はどうしたのか?

「最初から見直し」が始まるまでは、のんびりした空気で進めてくれるので、そのギャップがすごかったです。

最終の打ち合わせの結果、間違っているところの修正をお願いして、修正版の図面が出てくるまで3週間待ちました。この期間は待ってるだけでした。

その間に追加で修正をお願いすると、太陽光発電の42円の締め切りに間に合わなくなると、遠回しにあおりを受けました。まんまんと焦っちゃいましたよ。今思えば、焦る必要は何もなかったです。無知とは無力でした。

施主さんの中には、半年、1年という長い時間をかけて間取りを検討されている方もいます。

**マイホームは人生で一番高い買い物です。少しくらい引き渡しが遅くなったって、少しくらい費用が増えたって、実際に住む長い年月で考えると微々たる物です。慌てないでください。 **

打ち合わせの機会がなくなっても焦る必要はないです。どっちにしろ、設計士さんは提案してくれません。判断するだけなのでメールでのやり取りでも十分だと思います。

住宅ローンのつなぎ融資の制約がなければ、設計は納得できるまでやりきったほうが、住み始めたからの後悔は少なくて済みます。

悩んだときはいろいろなブログを読んでみてください。選択肢は大いに越したことはありません。一条ブログには参考になるブログがいっぱいあります。

一条工務店で建てるなら、読まないと後悔するかもしれない4+αつのブログ
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家づくりにおいて一番大事なことは何か? 私は知識と経験だと思っています。昔から「家は3回建てないと満足できない」という格言があります。確かに昔はそうだったと思います。しかし、今は

おわりに

設計打ち合わせでの不満点を集めた記事ということで、何だかネガティブ要素がたっぷりですが、実際に私が体験したことです。

「こういうことがあるんだ」

という感じで心の準備があると、失敗する可能性は低くなると思います。私の体験や失敗を踏み台にしてもらえれば幸いです。

ではでは。