今日は補償内容(火災、水災、風災・・・などなど)を変えずに、保険料を抑える方法がないかを検討したいと思います。
注意事項
以下の理解は私が保険会社や代理店の担当者との質疑応答を元に記載しております。正確を期すように心がけておりますが、知識不足から「誤り」もしくは「不適切な表現」が含む可能性がございます。最終的には皆様の契約する保険会社にお問い合わせください。
補償内容を減らさず保険料を抑えられないか?
覚悟はしていましたが保険料って高いです。見積もりを見るたびに実感します。東京海上日動に補書内容は変えずに保険料を抑える方法がないか、相談したところ3つ方法があることが分かりました。「値引き」なんていう小洒落た方法が含まれておりませんでした。
1.保険期間を短縮する
最初に思いつく方法です。しかし誰もが利用できる方法ではありません。例えばフラット35では敷地に抵当権を設定しない場合は、ローン期間と同等の火災保険の保険期間が必要となります。安易にこの方法を選んでしまうとローン実行ができなくなりますので注意が必要です。
コメントを頂き、フラット35のHPを確認してみました。敷地に抵当権を設定するなら保険期間は自由に設定できるようです。勘違いしていました。訂正いたします。
評価額3100万円の補償内容フルセットの場合、35年から30年に変更すると約3.5万円安くなります。
この方法は、長期契約が可能であった2015年まで有効な手段でした。
最近では異常気象が地震が多く発生している影響で、火災保険の長期契約は最長で10年までしか契約できなくなりました。施主にとっては痛い制度改正でした。
2.評価額を変える
以前の記事で、火災保険の評価額は変更できないとお伝えしたのですが、保険会社の話では擬似的に保証料を下げる裏技があります。
保険金額は100万円単位での設定になります。一方、一条工務店から連絡のある評価額は1万円単位となっています。そのため東京海上日動では、一律切り上げ処理をおこなっているとのことです。契約者から要望があれば、切り下げ処理にすることも可能だそうです。
例えば一条から連絡のあった評価額「3058万円」の場合、「3000万円」 or 「3100万円」のどちらかを選択できるということです。
補償内容がフルセットの場合、「3100万円」から「3000万円」に変更すると、火災保険料(30年間)が約1.4万円も安くなりました。
3.約定割合を減らす
約定割合を減らすことで保険料を抑えることが可能です。約定割合は10%単位で変更することができます。変更しない状態は100%です。最大保険金額を約定割合を掛けた金額に減らすことで保険料を抑えます。
「約定割合」を設定する場合は支払方式も決める必要があります。「実損払い方式」と「比例払い方式」があります。通常は「実損払い方式」になります。
「実損払い方式」とは超訳すると、保険金額の上限に指定した比率を掛けて、保険金額を引き下げることです。保険金額が2000万で約定割合が70%の場合、1400万円までしか補償されません。1400万円以内であれば実損分は補償されます。
一度見積もって貰ったのですが、10%くらい下げただけでは数千円ほどしか下がりませんでした。
次に「比例払い方式」は、被害額に指定した比率を掛けて、支払われる保険金額を引き下げることです。保険金額が2,000万で約定割合が70%の場合、500万円の被害を受けたとしても支払われる保険金は350万円になります。
こちらは実際に被害に遭ったときに、保険契約をした自分を恨んでしまいそうなので却下しました。
我が家の方針は…
火災保険は単年みると大した額ではないのですが、長期間になると大きな金額になります。
わが家は「保険期間を短縮する」で保険料を抑えました。
2015年秋以降は火災保険の長期契約はなくなりました。やはり、そうなってくると無理して一括払いする必要はなく単年払いも視野にいれるべきだと思います。
当たり前のことですが、保険料を抑えることは、「お金」と「リスク」を天稟にかけることなので、後悔先に立たずにならないように、慎重に検討したいですね。
ではでは。
こんばんわ。田舎です。
またまた勉強にやってまいりました。確かに保険を抑える事は可能ですが、POPOLOGさんの記事を読むと抑えた割合に対して、リスクが多いように思えます。
万が一があって、「あの時ケチってなければな~」と後悔するのも嫌なものです。
自分ももう少し勉強してみようかな、って思います。
田舎のぱぱさん、こんばんは。
そうなんですよね、後悔しないようにリスクと上手に付き合いたいですよね。
火災保険を検討する上で、調べ方が悪いのか意外と知りたいことが
見つからないので問題提起も兼ねて連載していこうと思っています。
題材が重く手が進まないことが多いです(^_^;
そうなんですよねぇ・・・・
抑えるということは、リスクも必然的にあるわけで。。
でも今回家を建てるにあたり、
太陽光パネルやローンのことも含め、リスクも考慮しなくてはいけないということを
改めて実感させられました~
うちは火災保険等、今から考えていくところなので
参考にさせて頂きたいと思います(*´ェ`;)
つぶつぶ☆さん、こんばんは。
リスクとの折り合いが難しいところです。
余裕があれば手厚い補償にすればするほど良いんですがね(^_^;
POPOLOGさん、遅くにすみません。
難しい保険の検討は中々後ろ向きになりがちですが、記事を拝見して、改めて大事な事だと認識しました。
POPOLOGさんの記事にはいつも勉強させていただいております。
有難うございます。
ではでは (^o^)/
おはようございます、POPOLOGです。
火災保険は大事なんですよね、仕切りが高すぎて直視耐えがたいですが(^_^;
ようやく重い腰を上げて始めました。
注意は払っているのですが間違いはあるかと思いますので、皆さんから指摘頂いたりして
問題を共有したり理解を上げていければと思っています。
方がいいと思います(^_^)ゞ
すみません(>_<)
途切れてしまいました!
はい!
フルセットです(^_^;
今の家で…請求すれば貰えたのがあったのですが…知らなくて(>_<)
どんなケースが貰えるかなど…先日お会いして担当さんに質問しまくり知りました(+_+)
水災は単に洪水や集中豪雨だけでなく、例えばバルコニーなどにゴミが詰まり、部屋へ浸水しても対象になります!
火災保険ッて…あまりよく理解しないで契約するケースが多いので…レオリオもですが(笑)
意外と使える保険です(^_^)ゞ
前納割引はかなり違いました(^_^;保険会社によって違うので…見積もりをいただいた
回答頂いてありがとうございます(_ _)
さすが!レオリオさん、フルセットなんですね。
水災の件ですが以前レオリオさんブログで見かけて問合せしました。
その結果、バルコニーのゴミ詰まりの場合は、「東京海上日動」では
保険の支払いは「NO」でした。水災でも水漏れでもないそうです。
詳細については後日まとめるつもりです。
保険会社によって支払に違いがありそうですね。なかなか調べるのが
難しいところですよね(^_^;
火災保険は、長期一括払いの前納以外にも分割があるんですね。
割引がかなり違うと言うことは割高なんですかね・・・
保険は手厚いほど良いと言いますし悩ましいところです。
レオリオさんを見習ってもう少し保険会社と話し合わねば!
勉強になります。ありがとうございました。
うち的にタイムリーな話題でとてもためになります。
うちはフラット35にしますが契約期間とそのような関連があるとは知りませんでした(^-^;
ひじきさん、こんばんは。
勘違いしていた部分がありました。記事を訂正いたしました。
敷地に抵当権を設定する場合は、保険期間は任意となります。
フラット35のHPで確認しました。
コメントありがとうございました。
こんばんは。
ブログサボり中のポンです(^^)
いつぞやはコメントいただきまして、ありがとうございました(^^)
保険はやっぱり難しいですね。
花粉症は大したことないのに、保険の話しを聞くとアレルギー反応が出てしまいそうで、まだしっかり検討出来ておりません^^;
しかも、どのタイミングで考え始めていいのかも、よく分かっていないという…(大丈夫なのか∑(゚Д゚))
それでも、我が家はフラット利用なので、期間も気を付けなければならないことを学べました。ありがとうございました!
(^O^)/
ポンさん、こんばんは。
勘違いしていた部分がありました。記事を訂正いたしました。
敷地に抵当権を設定する場合は、保険期間は任意となります。
借地では無い限り、保険期間は任意のようです。
お騒がせしました(_ _)
おはようございます。
なるほど〜。追記でのご教示ありがとうございました!
短縮するかどうかは別として、自由度の確保は得られるようで、良かった良かったです(^^)
(^O^)/
POPOLOGさん
ばんちゃです!(^_^)ゞ
レオリオは逆の考えで…
ちなみに我が家の火災保険は、5年、10年…35年と5年ごとの見積もりをいただきました!
で、年数が長い方が割引が高かったです!
途中で解約しても、戻りがあります!
なので…割引の高い、一番長い35年で考えております(^_^)ゞ
長い目で見て、お得だと思いました!
参考までに…(^_^;
レオリオさん、こんばんは。
なるほど。割引率ってやはり大きいのでしょうか?
一度、東京海上日動にも確認して見積もりお願いしてみます(^_^)/
レオリオさんは、補償はフルセットでしょうか?
我が家は水災と破損の扱いで悩んでます。