フロアコーティング

エコプロ補修で分かった。i-Smartにとって不都合な真実・・・

以前、「エコプロの補修を終えて「気になったこと」」という記事の中で、補修の前後で床の光沢具合が変わるという問題を取り上げました。その件についてエコプロから回答がありました。

残念な事実を知ることになりました。

補修した箇所の光沢が気になる…

問い合わせした内容のおさらいになります。

まずはこちらの「エコプロ補修後」の写真を見てください。

ecopro_rp-7

一目瞭然ですが、補修した箇所の床の輝きが違います。

作業して頂いた方の話によると、この光沢感は生活するうちに馴染んで光沢がなくなるとのことでした。

ここで疑問です。

エコプロ施工直後って、こんなにも光沢感あったかな?仮にあったとして、半年も経っていないのに(補修は2013年9月に行いました)、光沢がこんなにも薄れて性能に劣化はないのか?ということです。

光沢嫌いにとって残念な事実

Zannen

エコプロからの回答は「性能は劣化していない」でした。正確には作業員さんの光沢に関しての認識に間違いがありました。

生活しているとコーティングに細かい傷がつき光沢感は多少は落ちるが、冒頭の写真のような差には絶対にならないそうです。補修していない箇所の光沢が消えたわけではなく、補修した箇所の光沢が強くなったというのが正しい見解です。

つまり、長い月日が経過しても光沢差は残ってしまいます。エコプロのUVコートは何度も補修可能だが補修した数だけ光沢が増します。

光沢嫌いには残念な事実です。

なぜ補修すると光沢感が増すのか?

まずはじめに、なぜi-Smartの床はセゾンやi-Cubeの床と比べて光沢が抑えられるのかを説明します。床表面の凸凹に秘密があります。

凹凸が大きいほどコーティングに光沢感が抑えられます。コーティングを塗ると凹んだ部分にもコーティング液が付着します。しかし凹んだ部分に比べてコーティング層は薄いため床表面の凹凸は残ります。この凹凸が光沢感を抑えるのです。

この性質が光沢感嫌いな我が家のUVコートを選ぶ決め手となりました。

逆に光沢が増す場合はどんなときでしょうか?

それは凹凸が少なくなるときです。

補修作業では、最初に表面のコーティングをサンドペーパーで削ります。削るのにも限界があって凹部分のコーティングは削りきれません。そのため補修を繰り返すと凹んだ部分が徐々になくなっていき最終的にはフラットな表面になります。

そのとき光沢感はどうなるでしょうか?

ピッカピカを通り越して、ギラギラの光沢感になってしまいます。

光沢嫌いにとっては重大な問題です。

エコプロコートの不都合な真実

Komaru
それは「補修に弱い」ということです。

誤解して欲しくないのは、性能的にではなく見た目的な部分ということです。UVコートはガラスコートと違って何度もできるという特徴があります。しかし、光沢嫌いにとっては「何度も補修ができる」とは言い難いです。

過去の検討記事において、UVコートの補修を◎としましたが、i-Smartの床に限っては 補修は▲としました。

関連記事:エコプロコート対決!UVコート vs ナチュラルコート

契約前に光沢が嫌いで相談したときに、補修によって光沢が増すという不都合な真実も教えて頂きたかったというのが正直な想いです。今回の件はエコプロコートの施工ミスによる補修作業だったので、なんだか複雑な気分です。

おわりに

エコプロコートの性能的な面ではとても満足しています。掃除が楽になりますし、部屋が一段階明るくなる点は本当に魅力です。

もし家を建て直したら「コーティングをまたやるか?」聞かれたなら、またやると思います。そのときもエコプロももちろん候補に入ります。なんだかんだで実績ある会社です。

エコプロのM下さんには、今回の問合せで、私が理解できるまで根気よく説明していただきました。ここにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

ではでは。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください