バルコニー

バルコニーを設置した理由と、まさかの悲劇

バルコニーがあるのとないのでは外観の印象が大きく変わります。家の外観を整えるためだけにバルコニーを設置する方もいます。

我が家には大きなバルコニーが1つあります。「設置した理由は外観です!」って格好良く言いたいところではありますが、理由は別にあります。またバルコニーを付けからこその悲劇もありました。

バルコニーを設置した理由

バルコニーを設置した理由は大きく2つあります。

1つ目は「建築費用の削減」のため

バルコニーを設置した最大の理由でもあります。

えっ!?建築費用の削減?

と思われた方もいらっしゃると思います。実は一条工務店のi-Smartでは「バルコニーは坪単価の半額」で計算されます。俗にいう一条ルールの一つです。この辺りの詳しい話は『一条工務店の施工面積って何?』を参照してください。

いやいや、それなら無理してバルコニーを設置しなければ費用は掛からないのでは?

i-Smartは総2階が基本なのです。そのため何も設置しないという選択肢はありません。

一般的な家は1回にお風呂やキッチンといった生活空間を作ります。そのため2階に比べると面積が広くなりがちになります。そうなると余分にできた2階の面積を何とかする必要があります。予算に余裕があるなら部屋を作りたいのですが、家づくりは予算との戦いです。

その結果、我が家では大きなバルコニーを設置することになりました。これが「外観のために!」って格好良く言えない理由でもあるのです…

2つ目は「洗濯物を干す場所」をとるため

室内にはホシ姫さまやホスクリーンを設置しましたが、やっぱり太陽の下で乾かした服は気持ちが良いです。大きなバルコニーなので布団もガッツリと干せます!俗にいう一条ルールのおかげで屋根が短く、雨が心配なのが玉にきずです…

バルコニーの悲劇

2014年2月と3月の大雪は、忘れることのできない悲劇となりました。

雪の降る地域の方は、これから紹介する光景を目に焼き付けておいてください。覚悟の上でバルコニーの設置を検討してください。

10年に一度と呼ばれる程の大雪でした。バルコニーの窓を開けると・・・

Balcony snow 1

長靴を履くための足場を作ろうとしただけで、家の中に雪がなだれ込みました。

Balcony snow 2

バルコニーに積もった雪は下に落とすしかありません。幸いにもバルコニーの真下に十分なスペースがあったので良かったです。

Balcony snow 3

本気のスコップ登場!

ここまで積もると子供用スコップでは今にも折れそうでした。

Balcony snow 4

20分程で、なんとか無事にバルコニーの雪かき完了しました。

Balcony snow 5

と思ったのですが、この後、バルコニーから下に落とした雪の除雪が待っていたのでした…

それにしても間取りの検討のときに、まさか「バルコニーで雪かきする」なんて想像もしていませんでした。

屋根付きのバルコニーってあるの?

バルコニーの使用用途は洗濯物を干すことです。突然の雨に備えて屋根が欲しかったのですが一条ルールの壁が立ちはだかり無理でした。

屋根があれば、「バルコニーで雪かきする」こともなかったはずです。

2012年当時は屋根付きのバルコニーはありませんでした。

今はどうなのだろう?と調べてみたところ、i-Cubeの展示場で屋根付きのバルコニーの写真がありました。オプションで採用できるのでしょうか?

Yaneari balcony

外部サイト:i-cube 浜松天竜川モデル | 一条工務店 | 浜松展示場

我が家のような大きなバルコニーには、さすがにムリですかね…

おわりに

今回の話は、雪国に住まわれている方からすると当たり前のことなのでしょうね。

年に数回程度、中途半端に雪が降る地域では、雪を軽く考えがちかもしれません。現に我が家の地域では屋根の雪止めは施主からお願いしなければ設置されません。理由は太陽光発電を優先するためです。

その結果、大雪に見舞われると『信じられないような状況』を目の当たりにする羽目に。

今回の悲劇は、あくまでも10年に1度と呼ばれる大雪にあったときの状況です。「こんなこともあるんだ」程度に心に留めておいてもらえればと思います。

ではでは。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください