POPOLOGです。高気密住宅は遮音性が高いという話をよく聞きます。
一条工務店のi-Smartに住み始めて1年を経過しての感想ですが、正直なところ「こんなもんかな」程度です。期待するほどではありませんでした。
高気密住宅は、なぜ遮音性が高いと言われるのか?
音は空気の振動で伝わります。高気密住宅は断熱材によって空気の出入りを遮断しているため、結果として遮音性が高くなるようです。(難しい話はよく分かりませんが)
私の住む一条工務店のi-Smartは、高気密高断熱がセールスポイントだけあって分厚い断熱材に囲まれています。
→発表!上棟の見どころランキング ベスト10(前編)
上棟のときには気密測定も実施しており、高気密住宅の部類に入ることが証明されています。
→「よっしゃ!」気密測定を無事クリアしました。切り札はゴッドハンド!!
音の感じ方には個人差があります
音の感じ方には、どうしても個人差があります。
例えば、24時間換気システム(ロスガード)の音が良い例です。
気にならない人は寝室に設置されてますし、気になる人は寝室から極力遠ざけます。
私は遠ざけた派です。
→後悔先に立たず!宿泊体験棟のおかげでロスガードの位置を変えました。
その点を承知した上で、以下の記事を読んでいただければと思います。
外にいる人の話し声は?
声の大きさにもよりますが、家の前の道路での話し声が聞こえます。
聞こえるといっても、会話の内容までは聞き取れませんが「家の前で誰かが話してる」というのは、室内から察知できます。
元気の良い方が多いだけか、デビルイヤーなのか!?。
雨の音は?
雨の音は土砂降りでない限りは全く聞こえません。
冬はハニカムシェードを下げている日が多いため、玄関のドアを開けて初めて雨に気付くなんてことも多々あります。
土砂降りでも耳を澄まさなければ気付きません。
車の音は?
車の音も聞こえづらいです。
私が会社から帰宅しても、妻や子供には玄関やリビングのドアを開けるまで気付かれないことが多いです。
家の中の電話の音は?
電話がなっていても全く気付きません。
庭で草むしりや雪かきしているときは、家の中にいる子供が「電話だよー」と窓を叩いて教えてもらっています。
家の中の足音は?
家の中を小走りする音は、外からでも分かります。
自治会の集金に来られた方から、「そんなに慌てなくても良いのよ」と言われたこともあります。
我が家の遮音性は副産物でしかない
我が家の場合は「暖かい家」を目指したのであって「静かな家」を目指した訳ではありません。あくまでも副産物です。以前に住んでいた家に比べて「静かだね」といったレベルです。
仮に「静かな家」を目指して一条工務店のi-Smartで建てたなら、満足できるレベルではなかったと思います。過度の期待は禁物です。
おわりに
明るさを重視するあまりに窓を多めに設置したことも、遮音性がいまひとつ発揮できない理由なのかもしれませんが、シアタールームを検討されている方は、防音設備も検討された方が良いと思います。
と思いつくまま、いろいろと住んでみた感想を書きましたが、
——まさか、我が家の気密性が著しく劣化していただけってオチはありませんよね??
ではでは。