POPOLOGです。先日、生まれて初めて雹(ひょう)を経験しました。車が無事で良かったです。
階段の間取りでよくある失敗談として「引っ越し」の話があります。
大きな着物ダンスがありましたので、注意を払っていたのですが、それでも引っ越しのときに冷や汗ものでした。
引っ越しの話も含めて3つのポイントを紹介します!
その前に、階段のWeb内覧会も開催していますので、よろしければ是非どうぞ。
1.階段は幅だけしゃない。敵は頭上にあり!
冒頭の引っ越し話です。
間取りの設計のときに、着物ダンスの幅、階段の幅には注意してましたので、図面上では問題はありませんでした。設計士さんからも特に指摘もなかったので引っ越し当日までは気にも留めてませんでした。
落とし穴は頭上にありました。最後に待ち構えていた敵はカーテンレールでした…
着物ダンスの天板部分が、カーテンレールを留めている土台部分に激突して、カーテンレールが外れるどころか、土台ごと壁までもげそうでした。最終的には窓につり上げました。
階段は幅だけでなく昇り口付近の障害物にも気を配りましょう。引っ越しだけでなく、将来、大物家電や家具を購入したときに邪魔になるかもしれません。
2.掃除機も動かしたい!
階段の掃除って何でしてますか?
うちは基本はクイックルワイパーです。誰もが知ってる商品だけあって優れものですね。
これだけで十分なんですが、ときどき掃除機もかけたくなります。
掃除機の方が床が輝くような気がします。これは、恐らく掃除機を片手に持ち上げて、汗かきながら掃除するという達成感の差かもしれませんが…
前置きが長くなりましたが、掃除機を動かすにはコンセントが必要です。階段付近にコンセントがありますか?
コンセントは必要だと!書いてみたわけですが、最近ではコードレス掃除機の吸引力も上がっているようです。コードレスも侮れなくなってきましたね。
3.こんな転落したくない!コントじゃあるまいし…
宿泊体験棟だったか、引き渡し前の入居宅訪問だったか定かではないのですが、階段を上ってすぐにところが部屋の入り口になっている間取りがありました。
察しの良い方は気付かれたかと思いますが、階段を上り終わった直後に、突然、「ドアが開いたり」「ドアから人が出てきたり」すると驚いて階段から転落してしまうかもしれません。コントじゃあるまいし嫌です。
極力、階段を上ってすぐ付近は、見晴らしを良くして何も作らない方が安全だと思います。
おわりに
階段の間取りで失敗しないための3つのポイントを紹介しました。
- 階段上り口は幅だけでなく、周囲の障害物にも気を付ける
- 階段の掃除に掃除機を使うならコンセントを確保する
- 階段を上ってすぐの場所にはドアを付けると危険なことがある
目指す場所、求めるモノが違えば間取りのポイントも変わってきます。家は3回建てないと満足できないといいます。けど、実際のところ3回も建てられる人は少ないと思います。
そうなってきますと、施主ブロガーさんの成功・失敗談、間取りの書籍から少しでも多くの情報を集めて、自分に合った情報を取捨選択することが1回で満足できる家を目指す第一歩かもしれませんね。
ではでは。