ども、POPOLOGです。
路線価って知ってますか?
今月初めに平成26年度の「路線価」が発表されました。
土地探しを経験するまでは、毎年7月になるとニュースで「平成○○年の路線価が発表されました」って耳にしたことはありましたが、遠い世界の話でした。
路線価とは?
ずばり相続税の計算をするときに使う価格です。
正確には土地の価格ではなく道路の価格になります。
この路線価に土地の面積を掛けて計算される値が、「土地の相続の評価」になります。
いやいや、相続じゃなくて、土地を購入するときの目安が知りたいんですけど…
実は言うと、路線価を知っていると土地探しで少しだけ役に立ちます!
それは路線価から土地のおおざっぱな相場が分かるからです。地主が提示した金額が妥当かどうかを判断する「ものさし」になるんです。
路線価から地価公示価格が分かる
噂では?おおざっぱには?通例?では、路線価は国土交通省が決める地価公示価格の80%です。つまり路線価が分かれば地価公示価格をが分かります。
ちなみに「地価公示価格」は、国土交通省の土地鑑定委員会が決めています。
土地を購入したら、国土交通省から「土地取引状況調査票」という郵便物が届きます(届かない人はいるのかな?)。
下の写真が実際にうちに届いたやつです↓

地価公示価格は、実際に土地を購入した人の情報が土台となっていますので、土地の相場をはかる重要な値になっていそうです。
ところで、地価公示価格が分かったからってどうなの?知りたいのは「土地の相場」…
公示価格に流通性指数を掛けると相場になる!
公示価格に、その地域の流通性指数をかけると土地の相場になります。
不動産流通近代化センターの査定マニュアルによると、流通性指数は 0.95 〜 1.05の範囲で利用するそうです(不動産関係者談)。
けど、この「流通性指数」は、不動産屋さんが感覚的に決めるとのことでした。
「感覚」ってのは怖いですね。ある意味、気分で!? 価格の1割を変動させられるわけですもんね。不動産屋さんを味方に付ければ安くなる!?
おわりに
ここまでの話をまとめますと
土地相場 = (路線価 ÷ 0.8) ÷ 0.95
で土地の相場が分かります。
下記の記事では実際に路線価を調べて土地の相場を求めていますので、本記事と併せてご参照ください。
参考記事:路線価をもとに土地の相場を調べる計算方法
ではでは。