ども、POPOLOGです。
「三角スケール」って知ってますか?
私は家づくりを始めるまで知りませんでした。三角スケールは図面から実際のサイズを知りたいときに大活躍します。正式名称は「三角スケール」らしいのですが、一般的には「サンスケ」と呼ぶようです。
三角スケールの使い方

「三角スケール」は名前の通り3つの面を持っています。1つの面に2つの縮尺を持っていて合計6通りの縮尺パターンの図面に対応できます。6通りあるのでほとんどの図面の縮尺に対応できます。
例えば一条工務店のCAD図面の縮尺は1/60です。下図の赤枠部分に縮尺が1/60という数値が確認できますね。

私の持っている「三角スケール」の場合は「1/600」の縮尺を利用することで寸法の計測が可能です。
あれ?一条工務店は「1/60」だよね?と思われた方は鋭いです。寸法を計測するときはメモリの単位を1/10に読み替えてあげればOKです。
「三角スケール」で何を測るの?
間取りの打ち合わせで、階段下収納のサイズやフリーカウンターの長さを設計さんに聞いたとき「三角スケール」を取り出してサイズを測ってくれました。ほかにも知りたい場所は沢山ありました。通路の幅、カウンターキッチンの背面にある収納との幅など。
なかでも一番活躍するのが「家具を考慮した間取り」を考えるときです。
欲しいテレビボードのサイズは○○センチだからこの壁は最低○○センチないといけない。とか、○○センチのソファを置くと通路として何センチ残るのかな?など。
手元に置いておきたい「間取り検討の強い味方」
打ち合わせのたびに「ここ何センチ空いていますか?」と確認するもの良いですが、それだと自宅で間取りを検討しているときに困ります。そのうち、いちいち設計さんに確認するのでは煩わしくなるはずです。
家づくりにおいてサイズ感は大事です。だからこそ、間取りの検討にはサイズをいつでも測れるように「三角スケール」を手元に置いておきたいものです。間取り検討の強い味方になってくれるはずです。
おわりに
「三角スケール」はホームセンターの文具コーナーで取り扱っていることが多いそうです。
私の住む地域のホームセンターにはありませんでした。ほかにも書店、文具屋を探しましたが見つからず、最終的にはネットで購入しました。
購入に悩まれている方は、早めに購入した方が使う機会が増えるので損はないと思います。
ではでは。