一条工務店に決めた理由の一つが全館床暖房です。しかし全館床暖房の家は未知の世界でした。同じように不安に感じる方も多いようで、ときどき全館床暖房と布団の直敷きについて問い合わせを頂くことがあります。布団派の方々にとっては気になる話題のようです。
布団の直敷きはやっぱり暑い

年に数回、体調を崩したときなど和室に布団を敷いて寝ることがあるのですが、暖かいを通り越して暑いです。正直、寝苦しく感じたこともありました。夜中に喉が渇いて目が覚めることもあり、枕元にミネラルウォーターは必需品です。
こたつやカーペットで寝てしまった経験をお持ちの方がいるかと思いますが、起きたときに喉が渇きますよね、それとよく似た感じです。
私以外にも布団の直敷きを「暑い」と感じる方はいます。
太陽系家では、子供が小さいうちは1階の和室で寝起きをします。
営業さんも言ってましたが、床暖房の上に直接布団を敷くとかなり暑いみたいです。
- 引用元:一条工務店 i-smartでお家建てるさけぇ~!! (=ロ=)
そういえば、うちの営業さんからも忠告された記憶があります。
北側の子供部屋も、11月末に母&母姉&祖父が泊まりに来てくれた際
母&母姉には、北側の子供部屋にお布団敷いて寝てもらいましたが
『暖かかった~。むしろ暑いくらいだった。』と言われるくらい、温度差はなかったみたいです。
うちも実家の両親が初めて泊まりにきたとき「暑くて寝苦しい…」って言われた経験が。
全館床暖房の設定温度次第では快適にもなる
一条工務店の家で床に布団を引いて気持ちが良いという方がいました。
新潟の冬は、やはり寒く布団を布団乾燥機で暖めたり、電気敷布を使うことが
多かったのですが、床に布団を敷いて寝ると、これがまた温かいんです。
- 引用元:全館床暖房の使い方 住宅再建日記/ウェブリブログ
「電気敷布」って知ってます?
こんなやつです。
私の住む地域も寒冷地です。2月は氷点下は当たり前です。そのため「電気敷布」を使っている家庭が結構あります。
掛けでも、敷きでもどちらでも使えるのですが、だいたい皆さん「敷き」使ってます。敷きで使うと下から温められるので床暖房みたいな状態なのです。
寒冷地では、暖房器具を止めると室温が3度くらいになるなんて当たり前です。電気敷布は室温が低いからこそ、気持ちよく寝られるのです。
我が家(i-Smart)の冬の平均室温は23度です。
その室温の中で床暖房で下からも温められたのでは、暑いと感じて寝苦しくて当たり前です。
少し肌寒いと感じるくらい、だいたい室温が20度を切るくらいだったら、床暖房に布団を直敷きにしても気持ちよく寝られるのではないかと思います(床暖房は電気敷布ほど強力ではありませんので)。
室温を下げたくないのであればマットを使うのも良いと思います。最近では高反発マットという製品が流行っています。ロンドンオリンピックの選手239人中、150人以上がが現地に持ち込むくらい素晴らしいマットもあります。
おわりに:布団派からベッド派に変わった理由
以前住んでいた借家は、床に断熱材が施工されておらず、基礎は布基礎ではもなく基礎石だけ。床下を開けば一面が土でした。そのため冬期は布団を直敷きしようものなら布団と床の寒暖差から結露が発生する始末です。油断すると確実に布団がカビます。
そんな状況もあって、やむを得ず布団派からベッド派に変わったのでした。
新居に越すときに布団派に戻ろうと考えたのですが、せっかく買ったベッドがもったいなくてベッド派を継続しています!
全館床暖房とは全然関係のない理由でしたね(^_^;)
厳しい環境の借家に住んでいた分、一条工務店のi-Smartの居心地が良すぎて、2年経った今でも帰宅するのが楽しみな毎日です。
ではでは。