火災保険は建物に対する保険です。家財保険は家財に対する保険になります。「家財」と言われても漠然としていまいちピンときません。何度も保険会社に問い合わせしました。今回は家財保険をテーマにお話します。
家財保険の保険金額の目安を聞いたら驚くかもしれませんよ。想像以上に高くて驚きました。
家財保険で補償されるものはどんなもの?
新築住宅の場合は、引き渡し後に家の中に搬入したものを家財と考えれば間違いなさそうです。しかし、現金や預貯金証書は対象外です。
また、美術品とか貴金属といった高価な品物(価格が30万円以上)は、保険会社にあらかじめ鑑定書など、値段を照明する資料を提出しておく必要があります。私には無縁ですが…
家財の判断基準は建物内で所有しているものです。自転車は家財に入りますが、自動車は対象外とのことでした。自転車がOKで自動車がNGというのは、自動車には車両保険があるからでしょうかね。
家財保険の保険金額の目安はどのくらい?
そもそも自分の所有している家財が幾らなのか想像もつきません。
そうなるとよその家はどのくらい保険を掛けているのか気になります。保険会社に恥を忍んで保険金額の目安を聞いてみました。
一般的な家庭には夫婦で500万円、子供一人あたり100万円くらいを目安としてお勧めしているそうです。
うちは妻、娘の3人家族なので、600万!!
部屋を見渡す限り超過保険になりそうなんですけど…
そんなわけで、我が家はとりあえず100万円だけ加入しておきました。(どんなわけだよっ…)
支払われた保険金で必ずしも再調達しなくてもよい!?
不幸にも家を全焼させてしまった場合、火災保険によって家は元に戻せます。家財保険にも加入していれば、テレビや家具などの家財も再購入できます。
実際に火災で家をなくなった場合を想定すると、目先の生活の確保が重要です。つまり、まとまったお金が必要となります。その資金に家財保険で支払われる保険金を使えると助かります。
けど、支払われた保険金を家財以外に使って良いのでしょうか?
東京海上日動に問い合わせました。
「どうぞどうぞ!」というような前向きな回答ではありませんでしたが、必ずしも保険金で家財を買い直す必要はないとのことでした。つまり、生活費に割り当てることもできます。
ではでは。