「全館床暖房って電気代高いでしょ?」と尋ねられることが多いです。一般的には間違いではないです。キッチンなどに部分的に床暖房を設置された方は口をそろえるように高いといいますし。けど、一条工務店の全館床暖房は違います!
電気料金を検証するにあたって…
「一条工務店の床暖は違うよ!」と口で言っても伝わらないですよね…
そこで床暖房をONにした期間、実際に電気料金がいくなのかを知るために、一日あたりの電気料金を計算してみます。
太陽光発電システムは「なし」「あり」で検証
我が家には太陽光発電システムがあります。地域性もありますが、冬でも少ないなりに発電してくれます。余剰買い取りなので昼間の電気料金を抑制してくれてます。
太陽光発電システムは、日照率、搭載量、買い取り方法(余剰、全量)によって、電気料金に影響を与えるので、「なし」「あり」に分けて電気料金を計算しました。
- 「なし」:余剰買い取り分を差し引いた電気料金
- 「あり」:我が家で実際にかかった電気料金
我が家の太陽光発電について詳しく知りたい方は、
関連記事
を参照ください。
太陽光モニターのデータを元に月単位で算出
電気料金明細の金額を使いたかったのですが、月単位(1日~末日)になっていないため、今回紹介するデータは太陽光モニターのデータを元に手計算で算出しました。その際、燃料費調整額は加味していませんのでご了承ください。
ちなみに一条工務店の太陽光モニターのデータは、データ回線が開通されていれば、夢発電のモバイルサイトより取得が可能です。
取得方法は、
関連記事
を参照ください。
太陽光発電「なし」の電気料金
まずは太陽光発電なしの電気料金です。
平均気温が最低となった1月の電気料金が一番高く、一日あたりの電気料金は1043円でした。

一月あたりの電気料金は下表のとおりです。

床暖房ON期間の総電気料を日数で割って、2015年度の一日あたりの電気料金を計算(148,794円/185日)したところ、およそ800円となりました。
800円という金額には、床暖房だけでなく炊事やお風呂、照明といった全ての電気料金が含まれています。
太陽光発電「あり」の電気料金
続いて太陽光発電ありの電気料金です。我が家で、実際にかかった電気料金に近い金額となります(燃料費調整額を加味していない)。
我が家は余剰買い取りなので、昼間の電気料金が抑えられます。太陽光発電なしと比較すると、一日あたりの電気料金が2割程度安くなっていることが分かります。

一月あたりの電気料金は下表のとおりです。

太陽光発電なしと同様に、床暖房ON期間の総電気料を日数で割って、2015年度の一日あたりの電気料金を計算(121,143円/185日)したところ、650円でした。
一日あたり650円で、冬でも家の中が春のような環境が手に入るのです。
詳しくは、
関連記事
を参照ください。
借家暮らし時代の「灯油代+電気料金」と比較
昔の家計簿を引っ張り出して、借家暮らし時代の「灯油代+電気料金」を調べてみました。
平均気温やいつまで石油ストーブを使っていたのか微妙ではありますが、ざっくり計算したところ、借家暮らし時代はシーズン合計でおよそ14万円でした。一日あたり760円。
今年の我が家の電気料金はおよそ12万円。一日あたりの電気料金が650円です。

「全館床暖房って電気代高いでしょ?」
→「いえ、全然高くないです。安いくらいです!!」
と答えたいところですが、家自慢するみたいになって嫌なので無理です。
実際には…
「住宅ローンもあって大変ですよ、えへへへっ(^_^;)」
と笑ってごまかしてます。
床暖房メーカーのエンジニアも驚きの気密性
以前、床暖房の点検で、製造元の長府のカスタマーエンジニアさんと会話する機会がありました。
なにやら、近隣地域に同じタイプの床暖房を設置した家が近隣にあるそうなのですが、床暖房の設定温度があまりにも違い過ぎて驚かれてました。
我が家はだいたい昼は27度、夜は30度に設定なのですが、その家は50℃設定だそうです。あまりの違いに我が家の設定温度を何度も確認されました。
それでも信じられないようで、監督さんにも設定温度を確認してました。
おいおいおいって感じです。
設定温度が間違いではないと確信したとき、カスタマーエンジニアさんから出た言葉が…
「一条さんの家の気密性、半端ないですね!」
でした。
くどいようですが、一条工務店の全館床暖房の電気料金は高くないです!
一条工務店に興味のある方は、
関連記事
もご覧ください。
ではでは。