一条工務店では網戸はオプション扱いです。網戸を採用するか、悩まれる方が多いようです。我が家は網戸を採用しました。2年間暮らしてみて、やっぱり「網戸は必要」だと思いました。
一条工務店は、なぜ網戸がオプションなの?
一条工務店では、ロスガード(24時間換気システム)があるので、窓を開ける必要はないと考えているようです。設計さんも「気分転換したいときくらいしか、窓は開く必要ないですよ」といった具合でした。
これは推測ですが、生活する上で網戸は必需品ではないという考えから、オプション品の扱いにしているようです。
高気密・高断熱の住宅は熱気がこもる
高気密・高断熱住宅は、冬を暖かく過ごすために作られているようです。そのため、夏は熱の逃げ場がなくなり、結果として室内に熱気がこもってしまいます。
5月、6月の時期は、朝起きたときや仕事から帰宅したときなどに、「むわぁ」とした空気が全身を包み込みます。
室内に熱気がこもる原因は、窓からの太陽光や前日の入浴などだと思われます。
朝の光は気持ちが良いと言いますが、5月末になると窓付近は熱気を感じます。仕事などで外出しているときは、なおさらです。

窓を開ければ、数分でリフレッシュ

熱気のこもった状態を解消するには、エアコンより窓を開けるのが一番手っ取り早いです。
このときには大きな吹き抜けが大活躍します。1階と2階の窓を開けると風が一気に家の中を通り抜けます。
ほんの数分で「むわぁ」とした空気が一掃されます。朝は眠気もスッキリ吹き飛んで最高です。何より朝の空気は気持ちが良いです!
外の空気は思いのほか汚い…
我が家は田舎にあります。空気がきれいだと思ってました。
しかし、半年に一度空気の汚れを実感させられるときがあります。下の画像はロスガードのフィルター交換前後の比較写真です。

こちらが虫取り網。

繰り返しになりますが、半年間の汚れです。
窓を開けなければ、決して入ってくることのない汚れです。
ロスガードの性能を褒めたいですが、田舎の自慢である空気が、こんなにも汚れていたなんてと嘆きたい気持ちです。
それでも窓を開けたい!
今の季節は、窓を開けて室内に吹き込む風は心地が良いです。洗濯物だって同じです。外で干したものが大好きです。どこかポカポカして気持ちが良いのです。
きれいな空気ではないかもしれませんが、気持ちよいと感じる限り、窓を開け続けます!
だって、気持ちが良いのだもの。
おわりに
そうそう、勝手口には網戸は設置しませんでした。ロール網戸が使いづらいのと、用途はごみ捨て用としか考えてないからです。

ではでは。