以前、梅雨の湿気対策に最適なロスガードの設定を紹介しました。最初の年は、こまめにロスガードの設定を変えて調整してました。最近は、全熱交換気モードオンリーです。窓を全開放&エアコン頼みの我が家の湿度対策を紹介します。
えっ!?ロスガードの換気モードだけでは無理なの?
一条工務店のとしては、24時間換気システムの「ロスガード」があれば、原則、窓を開けて換気する必要はないという考え方です。その考えを象徴しているのが、網戸がオプション扱いということです。

ロスガードは、外気を室内の空気に近い形で取り込んでくれます。温度と湿度を調整する機能があります。この機能のおかげで、冬でも室温の低下を最小限に抑えて、キレイな空気を維持できます。
春のような暖かさを実現する全館床暖房を、縁の下で支えているのはロスガードなのです。

とても優秀なロスガードではありますが、熱の交換率は90%以上ですが、湿度の交換率は今ひとつで60〜70%程度しかないのです。

「外気の湿度<室内の湿度」の対処方法
外気に比べて室内の湿度が高いときの対処方法にはどのような方法があるでしょうか。
1.窓を開ける
じめじめから一刻も早く脱出したい場合は、窓を開けて空気を入れ換えるのが一番手っ取り早いです。
梅雨前の外気が気持ちの良い時期は、早朝に室内の環境をリセットしておくのも予防策になります。毎朝、総長に窓を開けていますが室温45%前後を維持できてます。
このあたりの仕組みはgamaさんが詳しく解説されています。
2.レンジフード、浴室換気扇
網戸がオプションのため設置を見送った家庭も多数あります。夜は特に網戸なしでは窓はあけられません。そういったケースは、窓を開ける代わりにレンジフードや浴室換気扇を使うのも一つの手段です。
レンジフードの換気については、beautiful clear skyの ミソラさんからアドバイスを頂きました。目安としてはレンジフードを強モードで30分程度稼動させると湿度が下がり始めるそうです。
ちょっと余談ですが、i-Smartのレンジフードは丸洗い可能でお掃除が楽です。

「外気の湿度=室内の湿度(ともに高湿)」の対処方法(梅雨や台風)
外も中も高湿度ですと、換気しても状況は変わりません。素直に除湿するのが一番です。幸いにも一条工務店のi-Smartには、RAYエアコンが標準で装備されています。迷わずエアコンのスイッチをオンにしましょう!
電気代が気になりますよね?
でもエアコンだけなら気にするほど高くないです。過去3年間を振り返ってみたところ、夏の電気代は最高でも9100円くらいでした。平均して7000円後半くらいでしょうか。
我が家の電気代は、太陽光発電レポートに記録してありますので、興味のある方は合わせてご覧ください。
一条ブロガーで電気関係に詳しいおっさんさんが、家計に優しいエアコンの使い方を記事にされています。
エアコンや除湿器を使うときの注意点
エアコンや除湿器を使う上での注意点があります。
エアコンや除湿器で気温や湿度を下げても普通換気になっていたら身も蓋もありません。
全熱交換気モードに設定しておき、快適な環境を維持しましょう!
ではでは。