ウッドデッキはメンテナンスを怠れば、雨風の影響のよって数年で朽ち果ててしまうこともあります。以前、住んでいた借家のウッドデッキは怖くて歩けませんでした。
メンテナンス次第で、ウッドデッキの寿命は大きく変わります。今日は、一条工務店のウッドデッキ3年目の劣化状況と、メンテナンス作業についてのお話です。
ウッドデッキの劣化具合確認(1年目と3年目の比較)
初年度のウッドデッキの写真です。

次に3年目のウッドデッキの写真がこちら。

比べて見ると保護塗料の塗りが甘くなってますね。。。気合いの問題かな(^_^;)
気になる劣化具合ですが、木材の傷みはありませんが、木材のぐらつく部分が数カ所あります。ぐらつきの理由はウッドデッキの設置場所に起因します。
ウッドデッキの設置場所に後悔
日当たりの良い南庭にウッドデッキを設置しました。春から秋にかけては、ひなたぼっこ、娘のプールの監視で大活躍です。
しかし、冬に落とし穴がありました。わが家は屋根材の代わりに太陽光パネルが載せています。そのため雪が降ると、屋根に積もったすべての雪が南側の庭に落ちてくるのです。
少量の雪であっても、屋根いっぱいの雪(家と同じ面積分)が1カ所に落ちてくると、かなりの量になります。防音効果の高いi-Smartといえども、落雪音がすごいです。
2階建ての屋根からノークッションでウッドデッキ直撃です。そりゃ無傷ではいられません。ところどころ、ガタツキがでてきました。
というのが後悔ポイントです。

わが家のメンテナンス作業は年2回!
木材の劣化が進むと、腐って床が抜け落ちます。ウッドデッキを長持ちさせるためには、メンテナンス作業に掛かっています。寿命を左右するといっても過言ではないです。
わが家では年2回、保護塗料を塗り替えています。一言で塗り替えと言ってますが、意外とやることが多いです。
- ウッドデッキの洗浄
- 前回の保護塗料の剥がし
- 養生テープの貼り付け(塗料はみ出し防止)
- 養生シートの設置(塗料こぼれ防止)
- 保護塗料の塗り1回目
- 保護塗料の塗り2回目
- 養生テープ、シートの剥がし
作業時間は4~5時間くらいです。
保護塗料剥がしが重労働
実はいうと、以前はメンテナンス作業に丸1日かかっていました。2番の「前回の保護塗料の剥がし」の作業が原因です。
具体的に何をするかと言うと「紙やすりを使って塗料を削り落とす」作業になります。以前は手作業で実施してました。時間はかかるし、その後、数日間は上半身が筋肉痛です。
そこで、サンダーという便利な機械を購入しました。

サンダーを使うことで、前回の保護塗料がキレイに削り取れます。この作業のおかげで、木材のトゲが気になったことはないです。

電動式で機械が振動を起こしてくれるので、やすり掛けがすごく楽になります。力は不要です。しかも、手作業よりもサンダーで処理した木材の表面が非常に滑らかに仕上がります。
一条工務店のウッドデッキの寿命は?
監督さんの話だと、年2回のメンテナンス作業で10年くらいは持つそうです。
どれだけメンテナンスに注意を払っても10年しか持ちません。しかも、年2回といえども手間がかかります。本当に「好きという気持ち」にならないと大変だと思います。
そういえば新築1年目の頃は、家族全員でウッドデッキのメンテナンスしてました。けど、今では私1人です。けど、良いです。もはや趣味になってますから。
「今回の塗りはなめらかなだなぁ」なんて自画自賛してます。
メンテナンスが心配な方へ
メンテナンス作業は、正直、好きでなければやってられないです。ご近所に5年前に設置されたウッドデッキがありますが、メンテナンスを怠ったせいで、今では怖くて歩けないそうです。
ウッドデッキは欲しいけど、メンテナンスが心配という方は、一条工務店ではなく、外構業者さんにお願いしてみては、どうでしょうか?
質感はさておき、1番楽で長持ちするのは、樹脂タイプのウッドデッキです。ご近所さんは、樹脂タイプの変更予定だそうです。
「どうしても木材にこだわりたい」というならば、お値段は張りますが、ウリン材のウッドデッキが良いと思います。木材なのにメンテナンス要らずで、寿命は20年以上と言われています。
さすけさんの家では、ウッドデッキやフェンスとして、ウリン材を採用されています。
この記事を読まれている方は、ウッドデッキの設置に悩まれている方だと思います。ウッドデッキがあると庭が温かな雰囲気に包まれて、私は好きです。
ではでは。