一条工務店における太陽光発電の年間収支報告です。昨年もやりましたが、今年もやります！
太陽光発電を検討されている方にとっては、1年間でどれだけの収入になるのか、ここが一番気になるところだと思います。勝算の高い投資と呼ばれていますが、実際はどうなのでしょうか？
わが家の太陽光パネルの搭載量、年間の予想利益などの紹介を交えながら報告します。
太陽光発電の搭載量は？
搭載量は余剰買い取りギリギリの9.96kwです。家の屋根、カーポートの屋根に設置しています。
| 場所 | 屋根方向 | 屋根勾配 | 容量 | 雪止め |
|---|---|---|---|---|
| 家 | 0°（南） | 1.5寸 | 6.96kw | 無 |
| カーポート | 0°（南） | 1.5寸 | 3.00kw | 無 |
搭載しているパネルは、一条工務店製パネルのVer7で145w/枚です。最近では200wパネルが全盛になっていて、平均搭載量も13kw以上になっているようです。
年間予想利益は…
一条工務店のシミュレーション結果によると、年間の予想利益は37.5万円となっています。
総設置費用は342万円。国などの補助金のおかげで総返済額は300万円です。住宅ローン以外に300万もの借入金額…、勝算の高い投資とはいえ、なかなか思い切ったことした気がします。
それで、肝心の毎月の返済額は3.1万円です。8年半かけて返済する計画となっています。
もっと細かいシミュレーションは、下記をご参照ください。
2015年度の太陽光発電の収支は？
2015年度の収支は、およそ7万円の黒字となりました。
| 売電収入 | 446,302円 |
|---|---|
| 夢発電支払い（ローン） | 375,972円 |
| 収支 | 70,330円 |
昨年は94,764円の黒字だったので25％減です。黒字だったのでOKとはいえ、手放しでは喜べない結果となりました。
毎月の収支は下表のとおりです。
12月〜3月にかけて赤字になるのは、夢発電システムの支払いは単純に12カ月で均等割しているためであって、シミュレーションが厳しいわけではないです。
累積収支と収支の推移
現在、31万円の黒字となっています。
黒字額が大きいのは、一条工務店が施主のことを考えて、太陽光発電を始めてから3カ月後から夢発電の支払いなるからです。3カ月分の売電収入がまるまる黒字になっているからです。
下図が収支の推移です。「春から夏に大きく稼いで冬にはき出す」を毎年繰り返しています。
電気料金を考慮した年間収支は？
88,838円の赤字です。
夢発電の支払いに電気料金までは、さすがに売電収入だけでは無理です。
昨年と比較すると、売電収入の減少、電気料金の値上げがあって赤字額が増大しています。
| 売電収入 | 446,302円 |
|---|---|
| 夢発電支払い（ローン） | 375,972円 |
| 電気料金 | 159,168円 |
| 収支 | -88,838円 |
毎月の収支は下表のとおりです。
床暖房を使う期間は、思いっきり赤字です。毎月の収支をだけみてしまうと、床暖房の光熱費って結構かかるんだ…と思うかも知れませんが、普通の家の光熱費と比較しても、実際はにはそれほど変わりません。
電気代、ガス代、灯油代…想像以上に料金がかかっているはずです。あなたが今住んでいる家の光熱費はどれくらいかかっていますか？
おわりに
2015年は、天候不良、電気料金値上げなどの影響で収支が減りました。しかし、故障せずに1年間フル稼働してくれたことは大変ありがたいことです。
来年も故障せずにぼちぼち頑張ってほしいです。
そうそう、新築１年目は住宅ローン減税の申請もあるので、税務署で確定申告します。そのとき金額の大小問わず、太陽光発電の年間所得を報告する必要があります。
お正月休みは、テレビが面白くない時間帯が多いので、暇と見つけて簡単に計算してみておくと、後から慌てなくて良いのでお勧めです。
ではでは。
