中部電力と契約している方に限定した情報です。
近頃は省エネを意識して高気密・高断熱の住宅を建てる施主さんが多くなってきています。うちもそうなのですが、新居に引っ越してからは、月々の電気料金が気になるようになりました。
「カテエネ」というサービスを使えば、電気料金や使用料を3つの視点で比較できます。その結果、家計の節約ができました。
目次
電気料金を3つの視点で比較できる
同じ家族数、家の大きさ似た家の「わが家 vs 他の家庭」との比較
同じ家族数、家の大きさが似た家庭の電気料金って気になりませんか?
高気密・高断熱&全館床暖房の一条工務店の実力を客観的に知りたいと思っていました。カテエネを使えば、家族人数と家の大きさが似た家庭と比較できます。

判定結果は他の家庭と比べて「平均的」でした。
この比較から分かることは…
同じ家族数、家の大きさ似た家は、必ずしもオール電化の家ではありません。冬は電気料金にプラスして、灯油代、ガス代がかかる家庭もあります。わが家の場合、冬の暖は全館床暖房だけなので、灯油もガスも使っていません。
それなのに、平均的な電気料金という結果でした。
つまり、住宅の性能の高さが分かります。
しかも、一条工務店の家は、全館床暖房なので室内全体が春のような陽気です。


同じ料金プランの「わが家vs 他の家庭」との比較
同じ料金プラン(Eライフプラン)の家庭との比較になります。もっと具体的にいうと、オール電化かつ共働き家庭との比較になります。

他の家庭に比べてエコという判定でした。
この比較から分かることは…
オール電化の家庭との比較、純粋に家の性能対決といっても良いと思います。オール電化でも灯油を使っている家庭はたくさんあります。
その中でも、わが家の電気料金はエコ判定でした。
ここでも住宅の性能が裏付けられます。
「本年度 vs 前年度」との比較
前年度との比較ももちろん可能です。

前年との日数や気温の変化の情報も補足してくれているので比較しやすいです。
この比較から分かることは…
前年と比較する上での補足情報が表示されているので、純粋に対前年と比較することができます。
もし今年のほうが料金が高く、そのことに気付ければ、室内の設定温度を下げる、電気を使う時間を夜間に集中させる、などの工夫で対策が可能です。
この表を自分で作ろうと思うと、気象庁から気温データを取得して平均したり、前年同時期の計測日数を調べたりする必要があって大変です。
カテエネレポートから電気料金を3つの視点で簡単比較
電気料金を比較する3つの視点を紹介しましたが、このレポートを見るために煩わしい作業は一切不要です。カテエネサイトに訪問して、赤枠の部分を選択するだけです。

利用者が煩わしいデータの入力や計算する必要は全くありません。誰でも簡単に比較できます。
本ブログでは、毎月太陽光発電記録レポートの中で消費量も報告しています。その元となるデータは一条工務店の夢発電システムからデータをダウンロードして集計しています。難しい作業ではないのですが、かなり手間です。

電気料金比較で節電意識が高まる
日頃からカテエネのレポートに目を通しているだけでも、「今月は使いすぎかな」「室温を下げたほうが良いかな」といった感想が自然とわいてきます。
一条工務店の営業さんの話では、太陽光発電を搭載している家庭は節電意識が高いそうです。
それには理由があって、太陽光発電はある意味で投資なので、誰もがもうけたいです。不思議なもので、損得が絡むと自然と毎月の電気料金や売電料金が気になり始めます。その結果、節電の意識が高まるようです。
節電意識が高まれば電気料金の節約になる
太陽光発電の話と同じで、カテエネを利用するだけで電気使用量や料金が身近に感じられるようになって、自然と節電意識が高まります。
わが家も「打倒!対前年」「目指せ!エコ判定」と、電気の使い方を少しでも改善しようと意識するにようになりました。その結果とまでいえないかも知れませんが、過去2年間を比較すると、節電意識が芽生えていることを実感できます。

カテエネではレポートだけでなく、純粋に過去2年分の電気料金を比較するサービスもあります。上図はその一例です。並んでいるグラフの左が前年、右が今年になります。
中部電力が運営するサービス
「カテエネってどうしてこんなデータがあるの?怖い?」と思われる方がいるかも知れませんね。「カテエネ」は、中部電力が運営する公式サービスです。信頼できるサービスと言えます。
ちなみに中部電力だからこそ機能があります。
電気料金のご利用明細ダウンロード
「電気料金のご利用明細」をPDFファイルとしてダウンロードする機能です。電気料金明細の紙を保管しておく必要がなくなります。
もちろん太陽光発電の売電料金明細もダウンロード可能です。確定申告のために電気料金明細を保管しておく必要がありません。うっかり無くしてしまうんですよね。

引っ越しの手続きが簡単
新居建築中の方は、今お住まいの場所と新居が同じ中部電力管轄であれば、カテエネに事前に登録しておけば、引っ越しの手続きが簡単にできます。
引っ越し前後での電気料金の比較もできるのではないかと思っています。(未検証)
カテエネを利用している人、意外に多いです
このサービスを使い始めてから、知人や会社の同僚などに紹介するのですが、私の周りでは、すでに利用している人のほうが多かったです。
カテエネを使い始めた理由を聞いていみると、他の電気料金プラントの比較やカテエネポイント目当てという方が多かったです。カテエネポイントについては後ほど触れます。
ネット上でもカテエネの情報を探してみると…
カテエネいいね。前年度の比較ができるところがとっても良い。
— You_He_Hao (@You_He_Hao) January 26, 2016
中部電力の「カテエネ」で一日ごとの電気使用量が分かるようになったというで今日は自宅の床暖房を全エリアフルパワーで稼働させてきた。丸々1日動作させるとどのくらいの電力(=お金)がかかるのかな?ドキドキ。
— とらまる@SSTR終了 (@toramaru76) January 22, 2016
電力各社が新料金プランを出してきましたね。私はカテエネに入会したから、毎月150円割引のおとくプランがよさそう。
— ひらせ鍼灸院 平瀬徹 (@yoihari) January 14, 2016
中部電力の「カテエネ」レポートを見て、年間30万ほどの電気料金を支払っていることに愕然!!
オール電化で田舎の家なので割と普通だと思うけどそれにしてもびっくりした。
あと二割くらい節約できないかな…。
太陽光パネルを設置するだけの余裕が欲しい。— にゃも (@nyamomi28) January 6, 2016
まずは、あなたのご家庭の電気使用状況を調べてみましょう
カテエネを使えば、「自分の家の電気料金が他の家と比べてどうなんだろう?」の答えがすぐに分かります。節約の第一歩は、今の状況を知ることです。
中部電力が提供するサービスなので、登録した直後から最大で過去2年分のデータを確認できます。もちろん、最初に紹介した「電気料金を比較する3つの視点」での比較もすぐにできます。
途中で触れたカテエネポイントの話ですが、カテエネには、サービス内でアンケートに答える、コラムを読んだりする、といったサービスを使うとポイントをたまる仕組みがあります。カテエネポイントは、商品やnanacoやwaonなどの電子マネーにも交換(100ポイントから)できます。

今なら新規登録で100ポイント、WEBご利用明細の登録で200ポイント、最大300ポイントがもらえます。カテエネサービスは、登録も利用も無料です。まずは、あなたのご家庭の電気使用状況を調べてみませんか?
さいごに
カテエネの特徴をまとめると…
- 電気使用量、料金を他の家庭と比較できる
- 電気使用量、料金を対前年と比較できる
- 最大過去2年分の電気料金明細が参照可能
- 使うだけ電子マネーに交換可能なカテエネポイントが貯まる
- 引っ越しの手続きが簡単
- 電気料金明細をPDFでダウンロードできる
- 節電意識が高まって電気料金を節約できる
電気料金を節約するには、日頃から電気使用量や料金を身近に感じることが大切です。カテエネのようなサービスでもなければ、日常生活であらたまって調べる機会はなかなかありません。
小さくても「節約したいな」という気持ちがあれば、一度、使ってみてください。
ではでは。