隣の芝生は青い…、英語のことわざで「何でも他人のものはよく見えるものである」という意味です。
ご近所さんにわが家と同時期に芝生を始めた家があります。その家の芝生が本当に青いんですよ。「他人のもの」うんぬんなら良いのですが、誰が見ても差は歴然です。
とにかく芝生の密度が濃いです。
わが家の芝生は、年々髪の毛が薄くなる中年男性のような庭です。それどころか、藻や苔みたいものがはえ出す状態です。
そこで、今年は芝生をよみがえらせる3つの対策を講じることにしました。
目標は3年前の芝生を目指す
2014年6月中旬に撮影した芝生です。3年前の写真です。

芝生を張った翌年なんですが、すでに草だらけです。芝刈りが不足していたため、芝生の密度も薄いですね。写真の手前側は草だらけで芝生がハゲハゲ状態です。
本当は昨年(2016年)の写真を掲載したかったのですが、適当な写真がありませんでした。これがまた驚いたことに2015年も…。芝生に対する関心のなさの現れですね。
まずは、写真の残っていた3年前の芝生を目指そうと思います。最終目標は、ゴルフ場のような芝生…

なれたら良いね!
2017年の芝生の手入れの方針
過去を振り返ってみると、芝生の手入れは草むしりだけでした。草むしりも追いついてなく、草だらけになっていましたが…
芝刈りはやってはいたのですが、伸びきってから刈っていたので頻度も少なかったです。また縁石や樹木の際は伸び放題で見た目も悪かったです。
今日撮影したの芝生の写真(一番悪いところ)ですが、5月なのに芝生が青くないどころか、苔が生えてます。

せっかく張った芝生なので、今年からは目標を持って手入れできればと、まず始めに苔や藻の対策に重点をおきました。
苔や藻の対策に有効な手段は3つあります。
これ以降で一つずつ対策について簡単に触れていきますね。これらの3つの対策は最低でも5月を目処に早急に実施する必要があります。
1.芝生のエアレーション
苔や藻の生える原因の一つに「土壌の水はけが悪い」があります。
そこで、土壌改善するために芝生のエアレーションを実施します。エアレーションには2種類の方法があります。詳細は別記事で取り上げますが、エアレーションとは「地面に穴を開ける」ことです。こうすることで、土壌をほぐして水はけの改善を目指します。
2.芝生のサッチ取り
サッチとは、芝生が冬枯れした葉、芝刈りで出た葉などが、地免に蓄積したものを指します。
この記事を書くまでは、「サッチって何?」って状態でしたので、芝生を植えてから一度もサッチ取りしたことがありません。このサッチが増えすぎると、ご想像の通り通気性が低下して水はけが悪くなります。
サッチは1、2年単位で取り除く必要があるそうです。どれだけ溜まっているのか、怖い反面楽しみでもあります。
3.肥料撒き
芝生には除草剤は撒いたことがありますが、肥料は一度もありません。
よくブログで、肥料を撒いたら「芝生がこーんなにも青くなったよ!」みたい記事を見かけるたびに「その芝生キレイだなぁ」なんて思っていましたが、肥料撒きにはもう一つ別の効果があります。
苔は栄養の少ない貧相な土地を好みます。逆に肥料を与えられると強すぎて枯れてしまう性質があるそうです。
そのため苔対策として肥料撒きも有効なのです。
永遠のテーマは「雑草対策」
苔や藻の対策と並行して、雑草対策が一苦労です。
これまでは家族総出での草むしりが主な対策でした。年々参加者が減少しており、心が折れそうです。
過去に一度だけ除草剤を使用したことがあるのですが、芝生が枯れるのが怖くて少量だけだったためか効果がいまいちでした。そこで今年は、本格的に除草剤の使用も検討したいと思っています。
こちらについても、実施したら随時、記事で紹介したいと思います。
おわりに
一年やそこらで劇的には改善させるのは難しいですが、3年先を芝生の姿を夢見ながら、今年は「芝生の手入れ」を初めて本格的に始めようと思っています。
隣の芝生は本当に青い!と噂になるような芝生の庭を造りたいです!
ではでは。