フロアコーティング

フロアコーティングは一長一短「何を優先させるか」がポイント

フロアコーティングには興味はあるけど大きな出費になるから悩んでしまう…

全フロアを施工するとなると、家の大きさにもよりますが、数十万円。そう考えると、コーティングの効果って値段相応なのかな?と、思ってしまいますよね。

いろいろ悩んだ揚げ句、わが家はエコプロを施工しました。それから4年が経過して、フロアコーティングに感じていることをありのままお伝えできればと記事にしました。

検討材料の一つとして目を通してもらえればと思います。

「床の傷」や「床鳴り」の補修ができない

「えっ補修できないの?」と驚かれてるのではないでしょうか?

実際のところは「物理的」には補修は可能です。けど、「補修できない」とあおっているわけではないです。

わが家には床鳴りが気になる場所があります。床鳴りというのは、歩いていると「ミシッ」「ギシッ」という音がする現象のことです。フローリング材の伸縮などが原因で発生するようです。

一条工務店に修理をお願いして調査してもらったのですが、床鳴りのする部分のフローリングを交換する必要がありそうだという方針になりました。普通なら「それならお願いします」って即答するのですが、フロアコーティングがネックとなりました。

床鳴りは不具合なので、フロアコーティングも含めて復旧するというのが一条工務店の方針です。2013年頃に一条工務店、エコプロコート、施主の間で、いろいろあって今の方針になっています。詳細は上記のリンクでご確認ください。

それなら問題なくないですか??

いやいや実は問題があります。お金の問題ではなく見た目の問題です。フロアコーティングは補修に弱いです。補修はできるのですがコーティングするほど、つやがでて他の部分と光沢感が変わってしまいます。

わが家はエコプロの施工ミスで、コーティングを補修してもらったことがあります。そのときに補修箇所が一目で分かるくらいに光沢が増しました。光沢している写真と光沢する理由については下記で取り上げています。

どうしても見た目の違いが怖くて補修に踏み切れないのです。ある意味、フロアコーティングのデメリットです。正直な話、フロアコーティングしなきゃ良かったと後悔したこともあります。

けど、先日一条工務店のアフターの方のひと言で吹っ切れました。

家具などの擦り傷がなくキレイ

先日、一条工務店のアフターを利用したときの話です。一条工務店の担当者が家に入って最初に放った言葉が「床がキレイですね!コーティングされてますよね。」でした。

最初はそんなに感動することなのかなと疑問を感じたのですが、よくよく話を聞いていると、コーティングしていない家では、数年経過するとフローリングが擦り傷だらけになって白っぽくなっている部分が目立ってくるそうです。

私は実際に見たわけではないのですが、アフターの担当者の話から推測するに、フロアコーティングの施工の有無は、年数が経過するほど見た目に大きな差がでることが分かりました。

擦り傷防止は、フロアコーティングに一番期待していた効果だったのですが、いつの頃からか擦り傷に強いことが当たり前になってしまって、メリットであることを忘れてました。それくらいフロアコーティングの効果は大きいです。

それどころか前述した「補修に弱い」というデメリットばかりが頭にこびりついてしまってました。他の家庭と比較する機会なんてないので、仕方のない部分ではあるのですが、アフターの担当者のひと言で、ハッとわれに返ることができました。

やはり価格相応の価値はあると思っています。

フロアコーティングの施工の判断は「何を優先させるか?」がポイント

フロアコーティングするかどうか悩んでいる人に知っておいてもらいたいことがあります。それはコーティングは傷には強いがへこみに対しては無力だということです。

ここを抑えておかないと、特に小さいお子さんがいる家では、コーティングしたのに床がボコボコになっちゃった…とガッカリすることになります。へこみに関してはコーティングはまったく関係ないです。

例えば下のようなへこみです。普通に生活している分には気にならないですが、探せばすぐに見つけられるくらい目立っていると思います。

こういったへこみが「気になって仕方がない…できれば補修したい」というなら、フロアコーティングの施工はお勧めできません。

コーティングしてあるのでホームセンターにあるような補修キットでの補修はできません。一条工務店に修理を依頼した後、業者に再施工をお願いしてもコーティングを再施工した部分は他の部分より光沢感が目立ちます。

「多少のへこみくらいならフローリングの補修はしないかな」という方には、お勧めします。一度施工してしまえば擦り傷にはめっぽう強いですから安心です。

極端な話になりますが「傷は付くけど補修ができる床」 と 「傷には強いけど補修が難しい床」どっちが良いかです。

フロアコーティング施工会社の選択肢は広くなっている

昔はフロアコーティングを施工してくれる会社が少なく、あまり選べませんでした。でも最近では施工業者が増えてきいて、施主側の選択肢が広くなっています。

業者が増えれば競争原理が働きサービスレベルも上がります。何より複数社に対しての相見積もりも容易にできるので、適正価格の判断が可能です。以前は業者さんの言い値でした。正直うらやましいです。

最近、ネットの掲示板などで良い評判をみかけたのがカラー(color)という業者さんです。

高品質には理由がある「COLOR(カラー) のフロアコーティング」株式会社COLOR(カラー)は、近年脚光を浴びているフロアコーティング業界で、営業から施工までの工程を自社正社員のみで対応するスタイルで...

同業他社と比べると接客態度が良いと評判です。営業から施工までカラーの正社員が対応するというポリシーによるものだと思います。

UVフロアコーティングなら株式会社カラーへ

おわりに

フロアコーティングには一長一短があります。

  • 「床の傷」や「床鳴り」の補修ができない
  • 家具などの擦り傷がなくキレイ

フロアコーティングするかしないかは、「傷は付くけど補修ができる床」 と 「傷には強いけど補修が難しい床」どっちが良いかです。こればっかりは施主さんの考え方次第です。

もしフロアコーティングするなら、一条工務店ならエコプロといった先入観を一度クリアにして、他の業者も検討候補に入れることをお勧めします。(決してエコプロが悪いわけではないです、例えばの話です)

業者によって製品の品質に大きな差はないと思っています。実績があって価格が安いところが良いのかなと。

ではでは。

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