「フロアコーティングって本当に効果があるの?」と興味はあるけど、施工費用が高額だから悩んでしまう。たぶん、みんな同じことを考えていると思います。
この記事ではフロアコーティングを実際に施工した経験から、フロアコーティングは施工する必要はあるのか?について考えていきたいと思います。
生活に「フロアコーティング」は必要ない
はっきり言って生活にフロアコーティングは必要ありません。これは断言できます。
「生活」を辞書で調べると、「暮らしていくこと」「生きて活動すること」と記してありました。そのまま当てはめると「暮らしていくだけならフロアコーティングは必要ない」ということです。
似たようなものに車のボディコーティングがあります。ボディコーティングは、新車を購入するときに見積もりに必ず入ってくるオプションです。
車を走らせるだけならコーティングは必要ないので、オプションから外す方も多いはずです。でも決して意味の無いオプションではありません。
ボディコーティングは塗装に悪影響を与える朝露からボディーを守る効果が高く、カーポートのないオーナーには人気があるそうです。
塗装が劣化してはげると全体的にグレーがかった色になります。見た目の劣化は誰が見ても気になってしまいます。
家族だけなら問題ないが…お客さまはどうしよう?

フロアコーティングも同じです。
生活を積み重ねていくうちに、テーブルや椅子などの家具によって床にすり傷が蓄積されてしまいます。
家族しか踏み入らないエリアであれば慣れれば気にならなくなるかもしれません。しかしお客さまを招き入れるエリアだったらどうでしょうか?
僕はやっぱり少しでもキレイに見せたいですし、キレイな空間でお客さまをもてなしたいです。
時間の経過で床の状態の違いが歴然

以前、「フロアコーティングの一長一短」を取り上げた記事で紹介したのですが、ハウスメーカーのアフター担当の方、わが家の床を褒めてくれました。
住み始めて丸四年が経過しましたが、他の家と比べて違いが歴然らしいです。家に入った瞬間に声を上げて驚かれてました。そのとき聞いた話によると、フロアコーティングしていない家では家具によるすり傷が目立つそうです。
わが家はフロアコーティングのある環境は実際に暮らしていて分かりますが、フロアコーティングのない暮らしは分かりません。そのため傷に対する保護効果についてどれほどのものなのか正直分かりません。
しかしハウスメーカーの方など両方見てきた人にはフロアコーティングは歴然とした価値があるみたいです。
フロアコーティングしてない床のフォローではないですが、すり傷の多い家では、ワックスを施行されていなかったり、椅子やテーブルの足にフェルトを貼ったりするなど保護してなかったのかなと推測します。
フロアコーティングの施工費用は高額?

フロアコーティングの施工費用は高額だと言われていますが、実際のところ相場はどのくらいなのでしょうか?
以前、わが家が施工したときの見積もりによると、およそ70平方メートルの家の価格相場は下表のようになります。UVコートは手間が掛かるため頭一つ抜けてます。
コーティング種類 | 価格相場 |
---|---|
UVコーティング | 25〜50万 |
シリコンコーティング | 15〜22万 |
ガラスコーティング | 20〜35万 |
フロアコーティングを施工しなければゼロ円です。暮らすだけであれば何もしなくても十分です。しかし住宅ローンを組んでまで建てた家です。いつまでもキレイに維持したいですよね。
床に傷がつき目立つようになるたびに、フローリングを張り替えられれば良いのですが、金銭的にも時間的にも難しいです。
半年に一度、ワックスがけができれば問題ないかも知れません。それには費用はもちろん、多大な労力がかかります。これから20年、30年と続けていくのは至難の業です。
そう考えるとフロアコーティングの施工費用は決して高額ではないのかなと思います。たとえばUVコーティングを30万円で施工して保証期間が30年の場合、1年当たり1万円です。
長い目でみると決して高額ではないと思います。
長い付き合いになるからこそ業者選びに慎重に!

フロアコーティングは一度の施工で効果が長持ちする製品です。そのため施工業者選びは20年、30年の長いスパンで考える必要があります。
業者選びのポイントを紹介します。
実際に施行するのは誰なのか?
実フロアコーティングを施工した経験から、製品自体の差は業者による違いは少ないと思っています。実際に複数の業者のサンプル施工を手に取って確認してきた上での考えです。
それならどこの業者でも同じ?
いいえ、それは違います。
フロアコーティングの仕上がりは業者の施工技術で大きな差になります。
フロアコーティング業界では、申し込みや問い合わせだけ社員で受けて、実際の施工は下請け業者に丸投げというパターンが多いようです。
下請けだから施工が悪いと言うわけではありませんが、複数の下請け業者を使えば使うほど、品質にばらつきがでるのは避けられません。
品質のばらつきとは、具体的には下のような状態のことです。

同じ金額を払っているのに、うちのコーティングはいまいちだったなんて嫌ですよね。
自社で施工を受け持っている業者であれば、仕上がりの品質のばらつきは最小限に抑えられるはずです。
アフターフォローの体制はできているか?
どの業界でも最初はすぐに連絡が取れて安心だと思っていたのに、いざアフターになると連絡が全然つながらない。返事が遅いなんてことがあります。
そうならないためには、事前にお願いしたいと思っている業者のアフターフォロー体制をチェックしておきましょう。
新規もアフターも両方扱う担当者を想像してください。やっぱり新規を優先されそうですよね。こればかりは仕方がないのかなと。
施主側がそういった問題を避けるには、アフター専門部門があるか業者を選ぶのがベストです。
まとめ
ここまでの話を簡単にまとめると…
- 暮らすだけならフロアコーティングは要らない
- 時間が経過とともに床のすり傷は蓄積される
- フロアコーティング有無ですり傷に歴然の差がでる
- フロアコーティングは長い目でみれば決して高額ではない
- フロアコーティングは長い付き合いになるので慎重に業者を選びたい
- 自社で施工する業者を選びたい
- アフタフォローを専門とする部門がある業者を選びたい
現在、自社で施工するという業者は少ないですが存在します。その1つが株式会社COLORです。受注から施工まで一貫して正社員が対応することで高い品質のフロアコーティングを提供している会社です。
株式会社COLORの詳しい説明は下記にまとめています。
